RELOCATION CARE

受け入れ先での安心への取り組み

新しい受け入れ先では、動物たちが安心して暮らせる環境を整えるだけでなく、地域の水資源や自然環境に負担をかけない管理体制を大切にします。

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ENVIRONMENT MANAGEMENT

多段階の環境管理

北海道アニマルワールドでは、動物由来の糞尿や洗浄水について、浄化槽のみに依存するのではなく、発生源での回収、固形物の分離、屋根付き堆肥化施設での管理、排汁・洗浄水の貯留、浄化設備による処理、人工湿地・植生ろ過による追加浄化、定期的な水質検査を組み合わせた多段階の環境管理を行います。

目に見える管理体制と数値による確認を徹底します。動物たちを守ることと、地域の自然を守ることを両立できるよう、計画段階から丁寧に整えていきます。

また、動物たちが移動することによる害虫や病原菌への不安にも配慮し、エキノコックスなどの定期的な検査、獣医師と連携した健康管理、定期的な駆虫薬の使用を行いながら、安全性を確認していきます。

01

発生源での早期回収・分別管理

糞尿や敷料を発生した場所で速やかに回収し、動物種や性状ごとに分けて管理します。

02

尿は敷料に吸わせて回収

敷料を活用して尿を吸着させ、液体のまま広がらないように管理します。

03

屋根付き・遮水床の堆肥化ヤード

雨水の流入や地下への浸透を防ぎながら、草食動物由来の糞を適切に堆肥化します。

04

洗浄水は沈殿槽+貯留槽

洗浄水はすぐに流さず、固形物を沈め、段階的に貯留して処理します。

05

人の排水と動物排水は分離

用途ごとに排水経路を分け、管理しやすく、確認しやすい仕組みにします。

06

浄化槽・処理設備で処理

必要な処理設備を通し、環境への負担を抑えることを前提に計画します。

07

人工湿地・植生ろ過で追加浄化

自然の浄化機能を取り入れ、処理後の水をさらに確認・浄化する仕組みを検討します。

08

水質検査と行政への共有

月1回から季節ごとの水質検査を行い、結果を行政とも共有できる体制を目指します。

OUR POLICY

安心して受け入れていただくために

01

見える管理

どこで発生し、どこへ流れ、どう処理されるのかを分かりやすく整理します。

02

数値で確認

感覚だけに頼らず、水質検査などの記録をもとに管理状況を確認します。

03

地域と共有

行政や地域の皆さまと情報を共有し、不安を一つずつ解消しながら進めます。

04

動物福祉との両立

衛生管理と動物たちの快適な暮らしを、どちらも大切にした設計を目指します。

05

段階的な改善

運用しながら記録を重ね、必要に応じて改善できる体制を整えます。

HYGIENE & SAFETY

衛生管理と安全管理

定期的な検査

エキノコックスなど、地域の皆さまが不安に感じやすい感染症についても、獣医師と連携しながら定期的な検査を行います。

駆虫薬の使用

動物の種類や健康状態に合わせて、定期的に駆虫薬を用い、害虫や寄生虫のリスクを抑える管理を続けます。

清掃と消毒

飼育エリア、給餌器具、排水まわりを日常的に清掃し、必要に応じて消毒を行うことで衛生状態を保ちます。

猛獣エリアの安全対策

ライオンなどの猛獣を受け入れる場合は、行政の指導のもと、関係法令や必要な基準を確認しながら、動物の力や行動特性に応じた檻・獣舎を計画します。

  • 十分な強度と高さを持つ檻・獣舎を設け、逃走防止を前提に設計します。
  • 出入口には二重扉を設け、内扉と外扉が同時に開かない運用を徹底します。
  • 施錠管理、鍵の管理、開閉確認の記録を行い、日常的に点検します。
  • 来場者エリア、作業者の動線、猛獣エリアの距離を確保し、直接接触が起きない構造にします。
  • 給餌・清掃・移動時の手順を明確にし、スタッフ間で共有します。
  • 万が一に備え、緊急時の連絡体制、避難導線、対応手順を事前に整えます。

構造や運用方法については、行政、獣医師、動物管理の専門家と相談しながら、地域の皆さまに安心していただける安全管理体制を整えていきます。